昨日地元の仲間と後楽園スカイシアターで行われたデカレンジャーショー見てきました。
スカイシアターでは最後の公演。10時ちょい過ぎに着いた我々一行を待っていたのは物資不足のソビエト時代もかくやの長蛇の列。人、人、人の波。最後尾に並ぶも整理券はもらえないかもしれないから、了承の上並んでくれというアナウンス。
無駄かもしれないと思いつつ、並びましたよ、3時間半。途中雪が降り出してきて、整理券云々の前にイベント中止になるかも、なんて不安がよぎります。実に5回公演の追加で6回目、さらに追加、最後の最後の7回目の整理券をギリギリのタイミングで手に入れることが出来ました。最終公演の最後の回を見られるのは嬉しい誤算。ショーが始まるまでルノワールでだらだら時間を潰し、会場入り。スカイシアターの客席はすでに鈴なり。全ての通路にお客さんをならべて、おそらくキャパを1割り増しくらいにした最終公演が始まりました。
演技は拙いです。アクションだって、今日7回目、キレなんてある訳ないんです。基本的なターゲットは子供なので、シナリオも当然彼らに分かりやすい味付けがなされてます。ご都合主義やお約束、様式美。たくさんある演劇の中から選択するに足る理由は実はそう多いはずはないのです。
であるのに、見ている最中彼らの芝居に釘付けになり、見終わった後深い満足感に浸れました。一年間応援してきたデカレンジャーの、これが最後の勇士。芝居の最中に泣き出してしまう役者陣に思わずもらい泣きです。
完全に子供に戻って応援です。
基地を乗っ取られ、変身に必要なエネルギーが足りなくなり、会場のみんなに応援を求める彼らに、大きな声で「デカレンジャー!」
復活した彼らのバックに流れるオープニング曲を、横に座ってた小さな女の子といっしょに、いや負けないくらい大きな声で歌いました。
年齢や性別を超えてワクワク出来たりドキドキできたりする事の素晴らしさ。
子供向けだろうが大人向けだろうが、楽しむ姿勢に違いなんかないです。
楽しめたらそれでいい。楽しかったらそれでいい。
ホントにいいものを見せてもらいました。
拙いながらも彼らの精一杯を見せてもらいました。
これからの彼らの活躍にも期待しています。
楽しかったよ、デカレンジャー!
ありがとうデカレンジャー!
ホントにお疲れ様でした!
寝坊したぁぁぁぁぁぁ。7時に池袋で待ち合わせしてたのに、起きたら8時30分…。こんな事は多分生まれて初めて。結局先方とはまた日を改めてって事に。はぁ、大人…いや、人間失格ですよ。朝の5時に寝て、さすがに目覚ましはかけなくていいだろうとたかをくくってたら、15時間以上しかも一度も起きる事無く爆睡。凹みました。迷惑をかけてしまった先方様に平謝りです。本当に申し訳ないです。
ああ、ちゃんとした大人になろうと思ってた矢先にこれか…。
もう、目も当てられませんな。
なんといいますか、実に2ヶ月ぶりの日記。いや、ちょっと個人的にいろいろありまして、どうにも仕事だけで手一杯なカンジになってしまいました。ええ、基本的にルーズな人間でもありますし。いちど途切れるとどうにもとっかかりが・・・。スリーデイズプリーストでありました。申し訳ない。
そうそう、プリーストといえばわが精神の伝道師Judas Priestの新譜が出ましたね。ロブが戻ってきて15年。ティム"リッパー"オーウェンスは、ただロブの代理というに留まらず、Judasのあらたな地平を切り開いたと思います。彼らを取り巻く環境、グレンのソングライターとしての壁、偉大な前任者の後継、その様な決して順風満帆とはいえない中、彼のライブアクト、パフォーマンス、潜在能力とそれを生かしきるための努力。素晴らしいヴォーカリストでした。彼を生かしきれないもどかしに身をよじった記憶があります。JugulatorはともかくDemolitionは良いアルバムだったと思います。これはこれで、非常に今後が楽しみな姿でした。
しかし、バンドは選択しました。ロブの復帰を。今回の新譜を聞き込むにつけ、やはり魔法はまだ確実に生きているな、と素直に感じられます。これがケミストリーなのだと。中学のとき以来20年近く惚れ込んで来たバンドの現在。まだそれに酔える自分が嬉しいです。楽曲に多少の頭打ち感があり、ライブパフォーマンスにも、とくにロブの喉に不安を感じないではありません。Painkillerや、HalfordのResurrectionに初めて針を落とした時(古い表現ね)のアタマをハンマーでぶん殴られた時の様な感覚は正直ありませんでした。特にResurrectionを近所のレコード屋で視聴した時、ヘッドフォンをセットしてプレイボタンを押した時の感覚は忘れられません。永らくヘヴィメタルから遠ざかっていたロブの、世界を引き裂くようなハイトーンヴォイスから始まる1曲目を聞いた瞬間、目の前の景色が歪むような、体中の力が抜けてその場に倒れこむような、しかし背骨に鋼鉄の刃を突っ込まれて、強制的に立たされているような、何とも表現しにくい感覚に襲われたものです。残念な事に、今回の新譜にそこまでのモノを感じる事は出来ませんでしたが、それでも、オリジナルメンバーによる、彼らにしかなし得ない境地に間違いなく到達しているアルバムです。変化や抑揚にはやや欠けるがどこまでも骨太でストレートな楽曲群。ロブの哲学的な詩は健在です。二曲目のDeal with the Devilが、実にこうMaid in Hell的というか、Jawbreaker的で嬉しかったりします。もう一つ突き抜けたモノを期待したかったのですが、それでも最後のLochnessはJudas史に残る名パワーバラードでしょう。途中に入るちょっとしたシンセサイズドギターにかつてのTurboやRam it Downの表情をうかがい知れるあたりも興味深いです。この曲の持つ圧倒的な世界観、まさにJudasの世界に打ちのめされました。
5・18武道館ライブのチケットを押さえるべく師匠と手分けしてパワーロックトゥデイの先行予約に成功するも、この番組が押さえていた2500枚が30分足らずで完売という事実に驚き、オリコン8位という、昨今のメタルバンドにしては破竹の勢いを誇る今回の新譜。Iron Maidenの影に隠れがちだった本邦での人気はここに来て一気にその頂点に達したといっても過言ではないのかもしれません。
好きなものがある事、有り続ける事、そしてなお現在においてもそれが自分と地続きである事。とてつもない幸福だと思います。彼らの曲をきく幸せ。彼らと同じ時間を共有し、それを生で、この目で、この耳で体感できる喜び。ヘヴィメタル・ハードロックを好きでい続けて良かったと心から感じます。
頑張ってまいりますよ、俺も。50過ぎの初老といって差し支えないこの男達の生き様をみせられては頑張らないわけには行きませんって。
明けましておめでとう御座います。
今年も何卒よろしくお願いします。
正月は映画三昧。やっと見られる!
新ゾンビと蜘蛛男2と最強のおのぼりさん。
ドーン オブ ザ デッドは結構マイナス票が周りから投じられてただけに、コミケの打ち上げの席でゾンビ同好の志である夢咲三十郎さんの強力な後押しで、見る直前の期待感はフラットに。感想としては、俺は好き。のろのろ動くゾンビに「緩慢な逃れられない死」のメタファーを封じ込めたロメロに、どうしてもシンパシーを感じるもっちーではありますが、この猛烈な勢いで追っかけてくるモダンなゾンビは、時代に合ってるのかもしれません。世間一般の空気や風情、風俗を投影するなら、方法論としての「突然死」はむしろ必然なのかも。この、なんともドライな感覚はバイオハザードの1と2でも感じたのですが、これはもうホラーというよりパニック映画なのだと思えば納得。タワーリングインフェルノやポセドンアドベンチャーなんかの系譜。だからなのか、この映画の最も評価するポイントは愚直なまでにスタンダードな事だと思います。これは、ワンアイディアで逃げない、きっちりと積み重ねる、必要な情報は余さず開示する等、地道な努力の成果なのでしょう。ゾンビ町に溢れるの報から最初に接触するパーティに妊婦が居る、距離が開いていて文字でしか意思の疎通が図れない人が居る、ちょっとした手違いで計画が破綻していく。見ている人にちゃんと絶望感を味合わせるような設計が実にスタンダード。ちょっと愚直に過ぎるかとも思わないじゃないんですけど、こういう骨太さ加減、7~80年代のノスタルジーを感じさせてくれたのも、リメイクとしては成功しているのではないでしょうか。足りないところと言えば焦燥感であったり絶望感を、登場人物があまり抱かない点。ここら辺はさすがに本家の足元にも及ばず。ウェットな演出にこそハマるプロットなのでしょう。ナイト オブ ザ リビングデッドのリメイク版が一番好きなんですけど、これはこれで悪くなかったと思います。久々に見た映画だったから、ちょっと評価が甘いのかもしれません。これが2005年一発目。いい正月だぞ、俺。
スパイダーマン2に関しては劇場で一度見た事もあって、今回は復習ってカンジです。文句なし。大傑作。2度見ても3度見てもいいです。報われない事への失望から立ち上がり、時には大切なものまで捨てて、大いなる力の代償を、責任を、強制されたからではなく自らの意思で、歯を食いしばりながら果たす男。人に仇なす災いと戦い、人の世の善なる部分を信じ、負の理(ことわり)に絶望しない男。そこに助けを求める人がいて、助けられるのは自分だけであるのならば。逡巡の時は終わり、今はただ己が成すべきを成す。怨嗟と呪詛は心の中で焼き潰し、涙を見せぬためマスクをかぶり。たった一人、それが自分であるならば、その時が今ならば・・・ライダァァァァ・・・変身っ!みたいなのを日曜の朝に見たいです。痛切にそう思いました。1年かけて作るドラマが1と2合わせて4時間に負けてちゃなぁ。ちなみにMJはブサイク派閥が周りで幅を利かせる中、もっちーただ一人支援。いいよなMJ。な、ピーター?孤高のヒーローの話であると共に、日常的に頑張ってくれている、お巡りさんや消防士なんかのリアルヒーローへの賛歌でもあると思いましたね。
マッハ!!!!!!!も劇場で見て今回復習。さすがにエクスクラメーションマーク7個ついているだけの事はありますね。いやー、フルコンタクトは素晴らしいですよ。最大の仏教国ならではのメンタリティが多少共感しづらい部分はありますが、おおむね分かりやすいキャラ配置とシナリオ。ただ不良息子が村に帰ってきて改心&出家って事にならないのは謎。仏罰?とにかく痛い。見てて痛みが伝わって来る感覚って、懐かしいあのFMWなんかを想起させます。昔の香港映画って結構こういうの多かったんですけどね。人命や費用対効果のまだまだ安い国ならではって感じもしますが。尺はもう少しシェイプしても良かった気がします。まぁ、そこら辺を云々する映画でもないのでしょうけど。ムエタイは昔から大好きだったので、もっちー的には大ヒット。大衆娯楽作品、インドにムトゥ、タイにマッハ!!!!!!!。さて日本は?伊丹監督作品?ああ、もったいないなぁ。もっと見たかったのになぁ。
正月からガッツの出る映画3本立てで、ヤル気メーター急上昇。去年はあまり仕事らしい仕事をしてなかった気がします。さぁ、今年は頑張ってたくさん描きますよ。いろいろな事を試してみたいとも思ってます。よろしくお願いしますね。
一年が終わろうとしてます。
コピー誌、なんとかペラいのが作れました。
徹夜でコミケ行くのは高校の頃一般参加してた時以来です。
両日併せて200部しかもっていけなかった事を非常に申し訳なく思います。
来年こそはオフセットでシーマ様の本作りますので、お持ちいただけたら幸いです。
とりあえず無事コミケは乗り切りました。
来ていただいた方、とても感謝しています。
これからも頑張ってやっていきますので、
応援よろしくお願いします。
仕事の方はお知らせページにて。
姫桜、表紙と4Pカラーをまた描かせていただく事になりました。
その他は順次UPしていきます。
ホームページ用のイラストも徐々に増やしていきますので。ええ。ホントに。
それでは皆さん良いお年を。